口腔外科
口腔外科とは
歯科の中の一つの専門分野です。口腔外科はその名の通り「口腔周囲の外科」となるため、埋伏智歯の抜歯(歯肉の中に入り込んでいる親知らずの抜歯)や難症例の抜歯(動脈や神経に近いところなど)だけではありません。
良性・悪性の口腔粘膜や顎骨の病変(範囲は頚部郭清など広範囲)、口唇口蓋裂、上顎洞炎、顎骨周囲の骨折など、口腔内にとどまらず顎顔面、頚部付近にも及ぶほど広範囲の治療手術となります。
ワンポイント解説!
口唇口蓋裂とは? |
上くちびるや、上あごに割れがみられる生まれつきの病気です。唇が割れていることを口唇裂、口の中の天井の部分が割れてい口と鼻腔がつながった状態のことを口蓋裂といいます。両方が割れていることも多くその場合は口唇口蓋裂と言います。おっぱいを飲めなかったり、うまくしゃべれないなどの症状があり、生後3〜6ヶ月ごろに手術を行うなど、適切な時期に治療をうける必要があります。 |
こんな症状があれば口腔外科へ
口の中にできものができた
顎が腫れた
顎をケガした
親知らずが痛い
顎が痛い
口が開かない
口が閉じない
うまく飲み込めない
口腔外科とは
口内炎とは、口腔内や口唇、舌の粘膜に炎症が生じ、水疱やびらん(ただれ)、潰瘍、白苔(はくたい)などの粘膜病変を生じるものを指します。
口内炎の原因
口内炎が出来る原因には、虫歯やサイズの合っていない義歯による粘膜への刺激、細菌・ウイルス・真菌などの感染、自己免疫疾患、全身性皮膚疾患によるものなど、さまざまな原因があります。
また、栄養素の中でも、口の中などの粘膜に大きく関係している栄養素がビタミンB群です。特に、ビタミンB2、ビタミンB6が不足すると口内炎ができやすくなるといわれています。
そのほかにも、次のような原因があげられます。
- 睡眠不足やストレスなどによる免疫力が低下
- 口のなかの衛生環境がよくない
- 不十分な歯磨き
- 入れ歯や矯正器具などによる衛生環境が悪化
痛みの有無や粘膜に生じる病変のタイプは発症原因によって大きく異なり、数日で治る軽度なものから重篤な全身性疾患に起因するものまで多岐にわたります。
なかには、なかなか治らない口内炎で病院を受診し、他の病気が発見されるケースもあるため、長引く口内炎には重篤な病気が隠れている可能性もあります。
口内炎の治療法
口内炎の治療法には、多くは特別な治療を行わなくても自然に治ります。しかし、原因によっては治療法が異なります。
虫歯やサイズの合っていない義歯による粘膜への刺激が原因の場合
原因の虫歯や義歯、被せ物などの補綴物の治療を行い機械的刺激の除去を行います。
細菌感染性の強い痛みがあったり、口内炎がなかなか改善しなかったりする場合
抗ウイルス薬や抗菌薬、抗真菌薬などを使用した治療が行われます。
自己免疫疾患が原因の場合
自己免疫疾患の治療が優先して行われます。病状に合わせて、ステロイド剤や免疫抑制剤、分子標的治療薬などが使用されます。
薬が原因である場合
薬の使用中止が検討されます。しかし、薬を中止できない場合や中止しても口内炎が改善しない場合には、症状の悪化を抑えるためにうがい薬で口腔内の清潔を保ったり、細菌感染を予防するために抗菌薬の内服が行われたりすることもあります。
名医のいる口腔外科をお探しなら新宿エリアの歯医者、
新宿駅東口デンタルクリニック 新宿アオキビル医院まで
ご相談ください。
こんなお悩みありませんか?
- 口腔内のできものがなかなか治らない
- 顎を怪我した、腫れた、痛い
- 口が開かない・閉じない
- 物をうまく飲み込めない
当院は新宿駅東口徒歩1分の通いやすい矯正歯科です。日本口腔外科学会所属の歯科医師が多数在籍しており、埋まっている親知らずの抜歯はもちろんのこと、外傷にも対応が可能です。転んで(ぶつけて)顎が腫れてしまったなど、急患もご対応しております。外科的処置を大学病院へ行かなくても行える歯医者をお探しなら当院までご相談ください。
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